ブックメーカーというギャンブルは、ヨーロッパを中心にして非常に人気の高いギャンブルの一つです。その人気を引き起こしている要因として挙げられるものは、その賭けの対象の幅広さであると言えるでしょう。
中でも人気の高いものはスポーツに関するものですが、野球やサッカー、ラグビーなどの世界的なメジャースポーツはほとんどが網羅され、そのプロリーグなどはその試合結果の多くにオッズが設定され、日々熱狂的な賭けが行われています。
ブックメーカーの常識・非常識は一般的なギャンブルのイメージとは一致しないことも多く、野球で言えば試合の結果のみならず、ホームラン数や総得点といった内容についての賭けが設定されることもある他、球団の実力に大きな差があると判断された場合には勝ち負けの判定基準が実際の試合の勝ち負けと一致せず、一定の点差以内の負けなら「勝ち」と判断する、ということもありえます。
こういったことが賭けの振り幅をさらに広げ、奥の深いギャンブルを形成していると言っていいでしょう。
